音楽
この時期、福岡地方はほんとうに憂鬱な天気が続き、すっきりしない。 今日もどんより曇って冷たい雨が降っている。 こんな日は不思議とCeltic Musicに癒される。 アイルランド地方には行ったことはないが、このような曇天の気候が多いのだろうか。
少し前になるが、昨年の暮れ、大瀧詠一が亡くなった。 我々の世代にとっては、好き嫌いは別として、非常にインパクトにあるソングライターであった。 あまりにも有名な「A LONG VACATION」が発売されたのは、私がちょうど修士の学生の頃であっ…
信じられないような嬉しいニュースである。 あのポール・マッカートニーが今年、来日することが決まり、さらに11月15日福岡での公演も決まっている。 何でも「アウト・ゼアー ジャパン・ツアー」と言うらしい。 中学1年生の時に、解散したビートルズで…
ビートルズ結成50周年ということで、NHKFMで4日連続の特別番組「オールフロムザビートルズ」が放送されている。 我々の世代でビートルズの音楽を聴かなかった者はほとんどいなかった、ただ中学1年生の時に解散しているので、最後のビートルズ世代か…
Bee Geesのロビン・ギブが62歳で亡くなった。 小学生の時最初に買ったレコードがMassachusetts、B面がHolidayのドーナツ盤であった。 それ以来、彼らのサウンドはほんとうに好きであった。 いろいろな批評はあるが、個人的には、Lennon, MaCartneyに匹敵…
少し寒さを感じるようになった秋の夜、なんと言ってもジョスカン・デ・プレである。 500年ほど前の作曲家で、ミサ曲、モテットを数多く残している。 日々の雑念から、離脱できる時間と空間を与えてくれる。 お薦めである。
ラフォルジュルネが九州初進出ということで鳥栖市で開催される。 2005年に東京で開催が始まり、確実に全国にひろがりつつある。 素晴らしいことである。 このラフォルジュルネは、1995年にフランスのナントという町で始まったクラッシク音楽祭で、毎…
この連休、古い友人とコッキーポップの話しになった。 非常に懐かしい。 インターネットも携帯電話もない70年代前半、深夜、ふとんに包まってよく聴いたものである。 画像がない音だけの世界だったので、いろいろと勝手に想像した。 門あさ美、中沢京子、…
今回は、ヘンデルのメサイアである。 バッハのマタイ受難曲にも勝るとも劣らない大作である。 ヘンデルのメサイアと聞くと、知らない人も多いかもしれないが、第二部最後のハレルヤコーラスを聞いたことがない人は、まずいないだろう。 メサイアとは、新約聖…
今週は、ヴィヴァルディの合奏協奏曲集[調和の霊感]である。 1711年頃の作品なので33歳頃の作曲と思われ、まさに大作曲家としての道を踏み出そうとしている時期のものである。 1台から4台のヴァイオリンのための12曲からなる協奏曲集である。 部…
今回は、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータである。 3曲のソナタと3曲のパルティータから成り、1720年に作られた。 この1720年であるが、バッハ35歳であり、妻のマリアが36歳で急逝した年でもある。 その頃から、ケーテ…
以前、アレッサンドロ・スカルラッティを紹介したが、今回は、その子供の一人であるドメニコ・スカルラッティである。 偶然ではあるが、バッハ、ヘンデルと同じ1685年に、アレッサンドロ・スカルラッティの六男として、ナポリに生まれている。 16歳の…
以前、ヘンデルのオンブラ・マイ・フのことを書いたが、それと同じくらい有名なアリア「私を泣かせてください」が含まれる歌劇リナルドを、今週は紹介したい。 間違いなく、サラ・ブライトマン、あるいはヘイリー・ウェステンラが歌っているのをどこかで耳に…
今回は、バッハのオーボエとヴァイオリンのための協奏曲である。 もちろん、バッハの作品には、ヴァイオリン協奏曲もオーボエ協奏曲もあるが、あの時代では複数の楽器をソロ楽器として使うこともあったようである。 そんなわけで哀愁のある旋律が印象的な作…
今回は、モンテヴェルディのマドリガーレ集である。 クラウディオ・モンテヴェルディについては、No26で述べているが、16世紀後半から、17世紀前半に活躍したイタリアの作曲家であり、彼の作品は、個人的に大好きである。 宗教曲や劇音楽の大作の他…
前回に続き、今回も、ついでにロカテルリの合奏協奏曲を紹介する。 Pietro Antonio Locatelli は、1695年に、イタリアに生まれオランダで活躍した作曲家であり、何と言ってもヴァイオリンの名手として知られている。 そんなわけで…
今回は、ヘンデルの合奏協奏曲である。 以前、スカルラッティの合奏協奏曲形式のものを紹介したが、少し矛盾を感じる名称ではある。 コンチェルト・グロッソと呼ばれておりバロック時代特有の形式で、独奏楽器群とオーケストラが、交代に演奏する楽曲のこと…
今回は、バッハのカンタータ第208番である。 このシリーズの最初に紹介したのは教会カンタータ147番であったが、これに対し、この208番は、世俗カンタータに属するもので、「楽しき狩こそわが悦び」という名前が付いている。 あるいは、「わが楽し…
今回は、スカルラッティを紹介する。 アレッサンドロ・スカルラッティは1660年にシチリア島で生まれた。 12歳の頃、ローマに移り音楽の勉強を始めた。 1679年に上演された最初のオペラが成功したことを契機に、ローマの貴族達の庇護を受けるように…
ポール・マッカートニーのニューアルバムが今月リリースされた。 「Memory Almost Full」、邦題は「追憶の彼方に」である。 あのスターバックスコーヒーが設立した新レーベルからの第一弾である。 1942年生まれなので64歳になっている…
前回、クラヴサンのことを書いたので、それと関連深いラモーを紹介したい。 ジャン-フィリップ・ラモーは1683年にブルゴーニュ地方に生まれた。 父親がオルガニストだったので、小さい頃からクラヴサン演奏を行っていたらしい。 1701年にパリのイエ…
今週は、クープランの曲を紹介したい。 フランソワ・クープランは1668年に、パリで生まれた、フランスバッロク音楽中期から後期を代表する作曲家である。 ヴェルサイユの音楽家として有名であるが、代表作と言えば、やはり鍵盤楽器を使ったものだと言え…
今週は、バッハのブランデンブルグ協奏曲を紹介したい。 1721年、36歳の時にブランデンブルグ公クリスチャン・ルートヴッヒに献呈されたことからこの名があり、全部で6曲ある。 ちなみに、この年に、バッハは16歳年下の女性と再婚をしている。 曲や…
今回は、バッハの大作マタイ受難曲である。 ある論評によれば、このマタイ受難曲は、バッハの最高傑作にとどまらず、あらゆる音楽作品の頂点と言われる至高の名作だそうである。 抜粋版しか聴いたことはないが、この評価ももっともである。 ほんとうに聴きご…
今週は、ヘンデルのオンブラ・マイ・フを紹介したい。 ヘンデル(ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル)はバッハと並び有名なバッロク音楽を代表する音楽家である。 驚くことに、この二人は、同じ1685年にドイツで生まれている。 ただ、ヘンデルと聞くと、…
前回、ギブ三兄弟のアルバムに隠れた、しかし、私にとっては、心にほんとうに響く曲を紹介した。 何回か聴くうちに、また、同じようにアルバムの中の1曲を思い出したので、急遽、紹介することにした。 私にとっては究極のラヴソングである。 曲名は、I c…
今週は、またギブ三兄弟の曲を紹介したい。 彼らには、数多くのメガヒットがあるが、ここでは、アルバムの中に隠れた名曲(個人的にそう思うだけ)を取り上げる。 何か大切なものや大事な人を失った時、また、過ぎ去って、もう二度と戻らない時を、特に悲し…
今週は、アレグリのミゼレーレを紹介したい。 Gregorio Allegriは、1582年にイタリアに生まれている。 宗教曲の作曲を続け、1629年以降システィーナ礼拝堂聖歌隊に属していた。 この礼拝堂は、バチカン宮殿内に、1481年に建てら…
今週は、Rutterのレクイエムを紹介したい。 John Rutter は、1945年、イギリスのケンブリッジに生まれた作曲家、合唱指揮者である。 関係ないが、干支で言うと、ちょうど私のひと廻り上の酉年である。 音楽の家系ではなかったようである…
今週は、バッハの管弦楽組曲第3番である。 彼は、オーケストラのための作品は多くは作っていないが、その反面、第1番から第4番までの管弦楽組曲は、理屈抜きに楽しめるもので、その中の一つが今日の第3番である。 とにかく、隙のない完璧な音楽であると…