
私の大学時代の友人と久しぶりに会った。 思想的には随分違ったが、何故か気が合った。 まあ、とにかく、いつも大企業は悪、中小零細は善、富裕層は悪で貧困層が善、経営者は悪で、労働者は善という固定概念がすべての基礎になっており、私ともいろいろ議論した。 また、確か高校間格差についても、「なくせ」なんて主張していたような気もする。 そんな彼が、開口一番、「長男はA銀行で働いている。 そして次男もB社にようやく決まってね、これで安心」、A銀行もB社も誰もが知っている大企業である。 さらに聞くと、二人の息子とも中学から私立の進学校ということであった。 もう、昔のような激論も交わせなくなったが、それ以上にあの当時の本音は、一体、何だったのだろうか? 別に責める気は全くないのだが。