プロジェクトX On Time, On Budget

毎回、必ず観ている「プロジェクトX」であるが、今回の放送は、いつもより心が動かされた。 車両メーカーである日立製作所が、イギリスの高速鉄道(Class 395(クラス395))を作り上げたストーリーである。 この鉄道は、ロンドンのセント・パンクラス駅から南東部のケント州を結ぶものだが、高速鉄道と在来線の直通運転、さらに電化方式が交流と直流の違い、さらにさらに集電方法が違うなど、解決すべき問題は山積していたようである。 それらの難題を解決し、期限までに開業にたどり着いた日本の鉄道メーカーの技術力には驚かされる。 改めて日本の鉄道技術が世界最高であることが認識された。 特に、番組最後の言葉、「On time, On budget」は、まさに日本の力の現れである。

From Face Book: Project X On Time, On Budget



 

和田岬線

和田岬線に乗ってきた。 京阪神地区にありながら非常に特徴のある路線である。 まずは、兵庫駅から和田岬駅までのわずか2.7キロの路線で途中駅はない。



兵庫駅和田岬線ホーム

単線電化ながら、昼間の運行が全くないという大都市圏では考えられない運行形態である。

昼間の時間帯は閉鎖されている

平日は、兵庫発9:11の次電車は16:40となっている。 日曜日などは1日に2本の運転である、まるで北海道の赤字路線のようである。 

このような運行形態からもわかるように、和田岬駅近くにある工場等の通勤用路線となっている。 従来の103系から関西らしい207系の6両編成になっている。 

兵庫からの夕方の電車だったので、数人の乗客しか乗っていなかった。 

和田岬到着後、数分で折り返すのだが、これには大勢の通勤客が利用していた。 

わずか数十分の鉄道の旅だったが、非常に面白かった。 2001年の電化前は客車の運行だったようだが、当時の動画を見て驚いた。 

1980年のものだが、多くの乗客が車両から身を乗り出して乗車している。 また、手に煙草を持っている人も少なくない。 これもまた社会全体が逞しかった昭和の一コマである。


From Face Book:
Wadamisaki line



 

消える平成筑豊鉄道

やはり予想通り「平成筑豊鉄道」の廃線が決まったようである。 鉄道の衰退が止まらない、このことは人口減少、高齢化という国の衰退と表裏一体である。 鉄路を廃止すると、二度と戻ることはない。 そして、この場所に線路があったことさえも忘れられていく。 平成筑豊鉄道は国鉄時代の伊田線、糸田線、田川線を引き継いだもので、これで石炭輸送を担った筑豊本線の支線はほぼ消えることになる。 

複線区間

伊田線の16キロは、何と複線区間となっており、全国でも珍しい複線未電化区間である。 さらに、直方の近くの福北ゆたか線が並走している部分では、わずかだが何と複々線区間となっている。 

複々線区間

ただ、このような複線区間を1両の気動車が走る姿も、ちょっと寂しいものがあった。 将来は、バスへの転換が計画されているようだが、今度は、運転手不足による弊害が出るような気がする。 

 

From Face Bo0k: Heisei-Chikuhou railway is going to disappear.



 

便利の良い「秘境駅」

日本全国に“秘境駅”と呼ばれる駅がある。 まあ、“秘境”ということなので、単線未電化の駅というイメージが強い。 

さらに運転本数も極端に少ない路線が浮かんでくる。実際、飯田線を除いてはほとんど未電化である。 ところがである、大都市近郊、複線電化、運転本数も多く、車両編成も長い、という路線に、秘境駅らしき駅がある。 福知山線の「武田尾」駅である。 この路線は、何度か使ったことがあるのだが、なかなか、この「武田尾」駅で下車する機会がなかったが、今回、ようやく時間を作ることができた。 

マンションが立ち並ぶ宝塚駅近く

宝塚から、わずか3つ目の駅が「武田尾」である。 

武田尾駅

何と言ってもプラットホームの約3分の2が第1武田尾トンネル内、そして残りのプラットホームが第2武庫川橋梁上にあるという、信じられない構造でわくわくする駅である。 

ホームの半分がトンネル、半分が橋上である

                橋上部分

              眼下には武庫川

武庫川を挟むように山がせまっており、近くには温泉もあるようだが、さっと見た限り人家はない。 ちなみに、住所は宝塚市となっている。 

間違いなく、日本で最も便利の良い“秘境駅”である。 超お勧めである。


From Face Book: The easily accessible secluded station, Takedao



 

消える留萌本線

この3月で、116年の歴史に幕を下ろすものがある。 JR留萌本線である。 そして、もう復活することはない。 深川~増毛を結ぶ留萌本線だったが、2016年に留萌~増毛が廃止、2023年に石狩沼田~留萌が廃止、そしてこの3月に深川~石狩沼田が廃止され全線廃止となり、留萌本線が消える。 本線が消えるのは1989年に廃止になった名寄本線についで二番目となる。 終点の増毛にあるユースに学生時代宿泊した記憶がある。 もう、そのユースもなくなり、留萌本線沿線の衰退も激しい。 駅も住宅も学校も消えてしまった。 

鉄路がすべて消えた留萌駅(跡) 寂しい

 

ちなみに、日本海に沿って留萌と幌延を結んでいた羽幌線も、1987年に全線消えている。

From Face Book:  The Rumoi line will soon disappear.



 

E501系車両

南福岡車両区で、たまたまE501系車両を見ることができた。 この車両は常磐線で使用されていたもので、特徴は何と言っても交直流電車ということである。 実は、常磐線沿線の気象庁地磁気観測所が影響を受けるため、直流電化できず交流電化となっている。 常磐線では見慣れた車両だが、やはり九州管内で見ると、他の車両との違いは明らかである。 今後、小倉-下関間で現415系を置き換えていく。 なお、JR九州では501系となるようであるが、塗装はどうなるのだろうか。

From Face Book: E501 train cars from Joban line



 

終着駅

ほんとうに久しぶりに「終着駅」を読み返してみた。 読みながら、学生時代の旅の情景が浮かんできたが、読み進めると、やはり現実の厳しさを感じてしまう。 記事にあった「片町線 片町駅」、九州の「宮原線」、「能登線」、「大社線」、「清水港線」、もうみんな消えてしまった。 「片町線 片町駅」は1997年、「宮原線」は1984年、「能登線」は2005年、「大社線」は1990年、「清水港線」は1984年に廃止になっている。 終着駅には、それぞれに独特の雰囲気を持っている。 もうそんな駅を訪問する機会も限られてきた。 

From Face Book: The train’s terminal station